外壁を「カバー工法」でメンテナンス!使用される素材とおすすめをご紹介

 

こんにちは!スペースシステムズです(^_-)-☆

「外壁のメンテナンスをしたいけど劣化が進んでいて塗装では対応しきれない、でも張り替えまではしなくてよさそう……」と、そんなときに使えるのがカバー工法です!

今回は外壁のカバー工法についてと、カバー工法に使用される素材についてご紹介します!

 

「外壁のカバー工法とは?」 

カバー工法とは、もともとの外壁に新たな外壁となる素材を重ね張りする工法です。外壁リフォームには塗装や張り替えといった方法もありますが、カバー工法はその中間と考えていただけるとイメージしやすいです!

カバー工法のメリットは張り替えよりも比較的短期間かつ低価格でお家の外観を一新できることです。さらに外壁を重ね張りすることにより断熱性遮音性を高められます。一方で劣化が進みすぎている壁には使えなかったり、使用できる素材は限られているというデメリットもあるので注意しましょう。

自宅の外壁にカバー工法が使えるかはプロに調べてもらうと確実ですので、お考えの際はぜひ一度ご相談ください!

 

「カバー工法で使えるサイディングの種類」

カバー工法で使えるサイディング(外壁に張る仕上げ板材)には金属系サイディングと窯業系サイディングの2種類があります。主に金属系サイディングを使います。

 

「金属系サイディング」

金属系サイディングは、断熱材の表面に金属メッキを張り付けた素材です。

非常に軽量なので、カバー工法のデメリットのひとつである耐震性の低下を抑えることができ、カバー工法に適した素材として多く使われています。一方でが付きやすく、沿岸部では錆びやすいので向いていないというデメリットがあるので注意しましょう。

また、使用する金属の種類によっても価格や耐久性に幅が出てきます。

 

・スチール(価格:4000円~/㎡ 耐久性:10年~)
海岸近くの場合には使用不可

・ガルバリウム鋼板(価格:5000円~/㎡ 耐久性:25~40年)

・アルミ(価格:10000円~/㎡ 耐久性:30~50年)

 

中でもオススメなのがガルバリウム鋼板で、価格と耐用年数のバランスがとれていてコストパフォーマンスが良いと言えます!デザインも比較的種類があるので、外観の幅も広がるでしょう。

 

「窯業系サイディング」

窯業系サイディングはセメントを主な原料とした素材火に強くデザインや色が豊富にそろっています。一方で塗装をしなければ水に弱い点と、熱がこもりやすく夏場は室内が高温になりやすい点は注意が必要です。

窯業系サイディングは比較的安価ですが素材に重さがあるため、耐震面からカバー工法にはあまり使われません…。使用する場合、強度な下地補強が必要となります。どちらかと言うと張り替えの工事で活躍します。

 

「長く住みたいお家にはガルバリウム鋼板のカバー工法を!」

外壁のメンテナンスには塗装が最もメジャーですが、外壁の劣化が進んでいてかつその家に今後も長く住み続けるという場合はカバー工法の方が適しているかもしれません。素材にガルバリウム鋼板を使用することで断熱性のアップも期待できますので、外壁工事をお考えの際はぜひ一度ご検討ください!