外壁サイディングとは?4種類の特徴やメリット・デメリットを紹介!

サイディングとは?
サイディング材の種類
 窯業系サイディング
 金属系サイディング
 木質系サイディング
 樹脂系サイディング
優先したい性能を決めて賢くサイディング選びを!

 


こんにちは!スペースシステムズです!
お家の外観を決める最も大きな要素が外壁です。外壁は塗装で仕上げるだけでなく、サイディングによって仕上げる方法もあります。
今回はサイディングの特徴と種類についてご紹介します!

 

サイディングとは?

サイディングとは外壁材のひとつです。サイディングボードと呼ばれる工場で生産されたを壁の大きさに合わせてカットし、 壁に貼り合わせてつなぎ目を埋めることで外壁を作ります。
今までは塗料などを外壁に塗ることで外壁を仕上げる方法が主流でしたが、最近の住宅の外壁にはサイディングがメジャーになってきています。

 

サイディング材の種類

サイディング材の種類は大きく4種類あります。それぞれに違った特徴があるので、好みのデザインや使用する環境などに合わせて素材を選びましょう!

窯業系サイディング

窯業系サイディングはセメント質と繊維質が主な原料です。デザインやカラーなどのバリエーションが最も豊富で耐火性や耐震性にも優れていることからさまざまな場所に幅広く使われており、一般的な戸建住宅の約75%以上が窯業系サイディングと言われています。
窯業系サイディングの大きなメリットはコストパフォーマンスの良さで、他の外壁材と比べると施工費が安価に住むことが多いです。中には性能の高い高価な商品もあるので、選択にも幅が持てます。
デメリットとしては吸水性の高さがあり、窯業系サイディングボード自体には防水機能がないため、表面を塗装することで防水機能を維持しなくてはいけません。

 

金属系サイディング

金属系サイディングは、鉄板やガルバリウム鋼板、アルミなどの金属素材を使用して作られているサイディングです。断熱性、耐震性、対凍害性(外壁が凍結することで生じる障害)に優れており、窯業系サイディングの次に多く使われています。
金属であるためものが当たるとへこんでしまったり、海沿いの地域だと塩害の被害を受けてしまうのがデメリットです。

 

木質系サイディング

木質系サイディングは天然木を材料として使っているサイディングで、木材ならではの独特な雰囲気が魅力です。より外観を重視する場所で良く使われます。
しかし天然の木は水に弱いためこまめなメンテナンスが必要になり、木目が好きな人からは代わりに木目模様の窯業系サイディングが選ばれることも多いです。

 

樹脂系サイディング

樹脂系サイディングは、塩化ビニルなどの樹脂で作られているサイディングです。色のついた樹脂で作られているので色落ちすることがなく、軽くて強度に優れています。
デメリットとしては紫外線に弱く、長期間経過すると脆くなってしまいます。

 

優先したい性能を決めて賢くサイディング選びを!

サイディングにはそれぞれ特徴とメリットがありますので、自分に合ったものを良く選んで施工しましょう。ポイントは優先して取り入れたい性能を絞りこむことです。これだけは叶えたいという希望がハッキリしていると、より満足度の高いサイディング選びになります。
立地や環境、デザイン、予算などを見ながら、理想の外壁を考えてみてください!