梅雨が明けたら室内壁にカビ… 外壁塗装で対策を

こんにちは!スペースシステムズです。

梅雨が明けましたが、室内を見渡してみてください。壁にカビはないでしょうか。湿気の多い時期は、窓のサッシや浴室にカビができやすくなりますが、目に見えているので、さっと拭き取って除去できることがほとんどだと思います。

ただし、もし室内の壁にカビが広がっているのを見つけたら、その壁、内部もやられているかもしれません。外壁のひび割れや塗装の劣化から、水分が入り込んでしまっているかもしれないからです。

そうなる前に、ぜひ意識していただきたいのが、外壁塗装です。

 

定期的なタイミングで外壁塗装を

外壁塗装の寿命は、施工方法によりますが、長いものは10~20年、安価な塗料で施工されている場合は3,4年しか耐えられないこともあります。耐用年数を意識せずにいると、知らない間に外壁が劣化し、そこから建物に深刻なダメージを与えてしまいます。とくに梅雨の時期、日本の家屋は壁の内側の湿気も多くなるため、意外とダメージを受けるものです。

カビは住宅の癌。胞子を吸い込んで咳や痰が出たり悪影響を及ぼすのは、人も建物も同じです。

 

適切なタイミングは?

外壁塗装のタイミングは、外壁の種類によって時期や工法が異なります。

 

サイディング

多いのはサイディングという塗装パネルです。パネルを貼り合わせる際に、コーキングと呼ばれる目地に埋め込む充填剤を使用します。このコーキングが経年とともに劣化するため、5~10年の定期的なメンテナンスが必要になります。同時に、塗装することで表面の防水性を保っているため、塗装とコーキングの同時チェックをしなければなりません。サイディング自体の耐久性は40年程度ですが、大規模なヒビやカビがみまれる場合は張替えをおすすめする場合があります。

・コーキングの補修:5年程度
・サイディングの塗装:10年程度
・サイディングの耐用年数:40年程度

 

モルタル

モルタルは、石灰を主成分に、セメントに砂や水を混ぜてつくる素材で、手作業で塗られている外壁です。見た目の高級感があり、重厚で味わいのある仕上がりになります。職人の手作業のため、期間と費用がかかりますが、サイディングより色あせや汚れに強いことが特徴です。ひび割れができてしまっている場合は、補修してから塗装を行います。かなり経年し劣化が激しい場合は、サイディングなどに外壁を造りなおす必要があります。

・モルタルの塗装:10年程度
・モルタルの耐用年数:30年程度

 

 

期間はあくまで目安になります。これよりも耐久性の高いモデルもあるため、専門家による判断が必要です。

定期的な外壁のメンテナンスで室内と外気を遮断し、建物を守っていきましょう!