自宅の壁は何?外壁の種類や特徴と見分け方を解説!

外壁材の種類と特徴
  窯業系サイディング
  金属系サイディング
  モルタル外壁
  タイル
  ALC
外壁の種類を把握して計画を!


こんにちは!スペースシステムズです!

お家の外観を美しく保ち、雨風から生活を守るには外壁のメンテナンスが重要です。外壁の劣化を放置するとお家自体の寿命を縮めてしまうことにも繋がりかねませんので、タイミングが来たらしっかりとメンテナンスを行うことが重要です。

いつかメンテナンスをするときに備え、自分の家の外壁に何が使われているのかは把握しておきたいですよね。
今回は外壁材の特徴と見分け方についてご紹介します!

 

外壁材の種類と特徴

一般的な戸建住宅に使われている外壁には下記のようなものがあります。

・窯業系サイディング
・金属系サイディング
・モルタル外壁
・タイル
・ALC

この中でも、現在の新築に使われる外壁の約8割は窯業系サイディングといわれており、住宅街で見かける外壁のほとんどは窯業系サイディングである可能性が高いでしょう。

外壁材に何が使われているかによって、メンテナンスの内容やおすすめの塗料なども変わってきます。まずはそれぞれの外壁材の特徴を見ていきましょう!

窯業系サイディング

窯業系サイディングは、現在最も戸建の壁に使われている外壁材です。セメントと繊維質や無機物を混ぜ合わせて板状にしたもので、地震に強く防耐火性に優れています。サイディング自体は工場で生産されているので職人の腕による仕上がりのムラがなく品質が一定で、価格帯も幅広いため安く施工が可能です。

本物のようなタイル調や石積み調などデザインが豊富なので見た目で惑わされるかもしれませんが、ボードとボードの間のつなぎ目にコーキングが打たれているのが大きな特徴です。

金属系サイディング

金属系サイディングは主に工場や倉庫で使われていましたが、評価が高まるにつれて一般住宅にも使用されるようになりました。金属でできているので、手触りや叩いたときの感触で判断することができます。

モルタル外壁

モルタルはセメントと砂を混ぜたもので、サイディングが出てくるまでは日本で主流だった外壁材です。塗装の際は職人が手作業で仕上げていくため、厚さや模様は職人の腕によって自由にデザインが可能です。

モルタルにはデザイン的な凹凸はありますが、つなぎ目がないため一枚の平面に見えるのが特徴です。

タイル

タイルは粘土などを焼き固めて作った塗り替えの必要がない外壁材で、耐用年数も長いです。
タイルを模したデザインのサイディングも多いですが、目地とタイルが一体化していないものが本物のタイルです。

ALC

ACLはサイディングと同じようにつなぎ目のある外壁で、ぱっと見ただけでは判断が難しいかもしれません。
注目すべきは壁の厚さで、ALCはサイディングに比べて2倍ほど壁が厚いので窓が壁に埋め込まれるように設置されます。

 

外壁の種類を把握して計画を!

外壁の種類が分かるだけでも、自分の家のメンテナンス計画が立てやすくなります。
外壁のメンテナンス費用は決して安いものではないので、しっかりと考えていきましょう!